クリニック通信
2017年03月21日
ニキビのお話
3月15日
新宿南口皮膚科 乃木田 俊辰先生の講演を聴きました。
数年前より日本のニキビ治療は急速に進歩しました。
ベピオやディフェリンというピーリング効果のある外用剤が登場したためです。
ピーリングすることにより、ニキビができにくくなるのです。
もちろん炎症がある時は、抗生剤の内服や外用が必要になるのですが、一旦ニキビが治ったと思っても、ピーリング効果のある薬剤を塗り続けることで 出ない状態を維持する事ができます。
では、そのピーリング作用のある外用剤をいつまで塗るか?
それはあなたがきれいな肌でいたいなら、ずっと継続して下さいとのお話でした。
普段 化粧水や乳液は毎日塗りますよね、それと同じように夜寝る前にこの外用剤を塗り続けてください。
私のクリニックでも、きれいになっても塗り続けている方のお肌はとてもきれいになっています。
逆にきれいになった時点で止められている方の多くは2、3ヶ月すると ニキビが再発し、再度受診されているようです。
大山皮ふ科クリニック
院長 横山寧恵