クリニック通信
2014年03月18日
「心肺蘇生法 ガイドライン2015に向けた潮流」 の講演会に行ってきました。
2月20日、心肺蘇生法の講演を聞きに行ってきました。
講師は呉共済病院の石川 雅巳先生です。
これまで 心肺蘇生の手順として 「心肺蘇生 ABC」といわれてきました。
すなわち A Airway(気道確保) B Breathing(人口呼吸) C Compression(胸骨圧迫 心マッサージ)
このたびのガイドラインでは順番が入れ替わり CAB となるようです。
胸骨圧迫をするのみで、何も心肺蘇生しない時にくらべ、1、7倍も救命率があがったのだそうです。
意識がなく、倒れている人がいたら
↓
声かけして
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呼吸がなかったり、変な呼吸をしていたら
↓
即、胸骨圧迫(4、5cm沈むように。1分間に100回程度で行いましょう)
人口呼吸をするのは 少し抵抗があるかも知れませんが、胸骨圧迫なら すぐ行えますよね。