クリニック通信
2017年01月25日
子宮頸癌のお話
今年初めての勉強会です。
今回は新潟大学医学部産科婦人科教授 榎本隆之先生のお話を聞きました。
子宮頚癌のお話です。
現在子宮頸癌は 30〜35歳に多くなっているそうです。
30代前半というと、妊娠の可能性もあるわけですよね。
実際に妊婦健診で頸癌がみつかったという人もおられるようです。
癌が見つかり 治療となると切除となるわけですが、妊娠可能年齢であれば子宮を取る、すなわち
子供を授かる事ができなくなるということです。
子宮頸癌を少なくするためには、ワクチン接種と子宮癌検診が必要です。
ワクチンについては、マスコミでもいろいろ騒がれましたが、今日の榎本先生のお話を聞くかぎり、
私にもしワクチン接種可能年齢の女の子がいたら、やはり接種するだろうと思います。
若い女性はなかなか検診を受けようという気にはならないかもしれませんが、是非、癌検診受けて下さいね。
榎本先生は子宮頸癌でありながら妊娠した、あるいは今後妊娠を希望する患者さんのために、日々戦っておられます。
院長 横山寧恵